そもそも、良い針ってどんな針なのか?
- よく掛かる(機会が多い)
- よく刺さる(貫通する)
- 刺さったら抜けない
でも、ご存知のとおりこれら全部を満たす夢のような完璧な針はありません。だから魚種、釣り方、釣り場、状況によって何百種類も針があんですよね。
じゃあ魚種はブラックバス、釣り方はネコリグに限定すると、ある程度同じ形状の針になるのかというと、これがまたたくさん種類があるんですよ。
目次
ネコリグ用フック15種類
今回は15種類を選んで、どこがどう違うのか徹底分析してみました。
- セオライズファストコンタクト(がまかつ)NEW
- セオライズスウィープ(がまかつ)NEW
- パワーワッキー(ハヤブサ)
- フィネスワッキー(ハヤブサ)
- セオライズファストコンタクト(がまかつ)
- セオライズスウィープ(がまかつ)
- ワーム329HD(がまかつ)
- ボディーフックワーム23(デコイ)
- ビッグバイトフィネスワーム20(デコイ)
- キャプテンフック(ザップ)
- スーパーキャプテンフック(ザップ)
- ネコリグスペシャル(ザップ)
- バザーズワームフックワッキー(ダイワ)
- 脇刺(カルティバ)
- タリズマン(リューギ)
最初にも言ったとおり、完璧な針はありません。
なので、「この針がイチバンオススメ」とか、「この針さえ使っていれば、、」とかではありません。
ネコリグ用フックの特徴を把握して、状況やタックル、使い方にあったフックの選択ができればいいと思います。
計測1:エントリーアングル
- 大きい:掛りやすく(機会が多い)、刺さり(貫通)にくい
- 小さい:刺さり(貫通)やすく、掛りにくい(機会が少ない)
計測2:軸の太さ
- 太い:伸びにくい、刺さりにくい
- 細い:伸びやすい、刺さりやすい
計測3:コーティングの有無
- 有:刺さりやすい
- 無:錆びにくい
計測4:バーブの大きさ
- 大きい:バレにくい、刺さりにくい
- 小さい:バレやすい、刺さりやすい
計測結果
- (※1)サイズは原則 #1、極端に大きさが違ったり、#1の設定がない商品は、#2や#1/0にしています。
- (※2)ネムリの入ったフックは、【】にネムリがなかった場合の数値を表示しています。
- (※3)バーブの大きさは私が見た主観です。数値的根拠はありません。
マトリックス分布
ネコリグ用フック15種類を分析したまとめ
どうでしょう、何か見えてきましたか?個人的には全て使ったことのあるフックなので、「やっぱりな~」っていうのもあるし、分析してみて「そうだったんだ!」っていうのもあります。
例えばタックルで使い分けると
- スピニング:細い、貫通重視
- ベイト:太軸、掛け重視
魚との距離で使い分けると、
- 近距離、シャロー:太軸、掛け重視
- 遠距離、ディープ:細い、貫通重視
魚の状況で使い分けたりしてみるのもいいかもしれません。あとは、実際に魚が掛かった(刺さった)ときにどこに、どんなふうに掛かった(刺さった)かを見るのも楽しいと思います。バレたときもなぜ?って考えると面白いかも。