”車検”と聞くとディーラーさんや、代行業者さんに依頼するのがほとんどだと思いますが、意外と簡単にできてしまうので、どんな書類が必要だったり、検査はどうやって受けるのか、どれくらい費用がかかるのかなど紹介します。
まずは、ユーザー車検のおおまかな流れは次のとおりです。
- トレーラーの点検整備
- ユーザー車検の予約(インターネット)
- 必要書類、認印の準備(事前、当日)
- ボートを降ろす
- 受付、記入(各運輸支局)
- 自賠責保険、重量税、検査手数料支払い(各運輸支局)
- 検査(各運輸支局)
- 交付(各運輸支局)
目次
トレーラーの点検・整備
最初に”簡単にできる”と言ったんですが、点検・整備、そして修理や交換などは別物です。灯火類などは比較的簡単ですが、ブレーキ関係などはできるだけプロに任せたほうがいいでしょう。
【ブレーキランプ】【ウインカー】【バックランプ】
【ホイルゆるみ】【アクチュエーター】
【三角板】【車幅灯】
ユーザー車検の予約
点検整備ができたら、次は車検の予約です。予約はインターネットで行います。
「新規アカウント登録」から予約を進めてください。
必要書類の準備
- 自動車検査証
- 自動車損害賠償責任保険証明書(新旧各1枚)
- 自動車税納税証明書(継続検査用)
- 使用者の認印
- 自動車検査票
- 自動車重量税納付書
- 継続検査申請書
- 定期点検整備記録簿
※2.の新しい「自動車損害賠償責任保険証明書」と5.6.7.は、当日各運輸支局で用意できます。
ボートを降ろす
車検を受けるには、ボートを降ろした状態でないといけないので事前にボートを降ろしてください。
受付・記入
運輸支局には、予約した時間の約1時間前に到着すると事前手続きに余裕が出ます。
到着したらまずは、「ユーザー車検受付窓口」に行き、必要書類を受け取ります。
5.自動車検査票
6.自動車重量税納付書
7.継続検査申請書
壁などに書き方が表示しているので、参考にして記入します。
(※鉛筆で記入する部分と、ボールペンで記入する部分に注意してください。)
自賠責保険・重量税・検査手数料の支払い
記入ができたら、各窓口で自賠責保険・重量税・検査手数料を支払います。
自賠責保険
自動車重量税
検査手数料
- 自賠責保険: 5,000円
- 重量税 :11,400円
- 検査手数料: 1,800円
- 合計 :18,200円
支払いを済ませたら、再度受付に戻って必要書類一式を提出します。
検査
予約した検査の時間になったら、書類一式を持って検査レーンに並び、進入OKになるまで待ちます。
あとは、検査員に検査してもらいます。もし、合格しなかった場合は、その部分を整備し合格しなければいけません。
交付
検査に合格したら、受付に書類一式を持って行き、新しい車検証の交付をしてもらいます。
以上がユーザー車検の手続きとなります。
点検・整備以外は、経験のない人でもできると思いますので、チャレンジしてみてください。