今となってはもう手放せないウルトレックス。円安や物価高もあって当初は40万円台前半だったのが、今では約50万円と高額です。
高額だからといって、買えば一生使えるというわけではなく、長く使うにはメンテナンスが必要なんですよね。
その中でも、放置しておくと20万円クラスの修理につながりかねない故障とそのメンテナンスを紹介します。
目次
このサビが出たら黄色信号!
高額修理を回避するためのひとつのチェック箇所がこの部分です。
ステアリングモジュール下部のシャフトが出ている場所、写真でもわかるようにサビが大量にでています。
これは、ステアリングモジュール内部のベアリングから出たサビで、このベアリングが破損したまま使用すると、高額修理になる可能性が出てきます。
ということで、早速エレキ本体を取り外し、問題のベアリングを交換します。
たった1個のベアリングなのにハウジングごと全交換!?
これが問題のサビたベアリングを内蔵したステアリングモジュール。
交換したいのは、赤枠で囲んだ202番のベアリング1個だけ、、、
でも、パーツ番号に✖印がついています。これは、メーカーからパーツ単体の供給はなく、”ステアリングモジュールごと交換してね!”ってことなんです。
ステアリングモジュール全体では、部品代だけでも8万円から9万円になってしまいます。
R.B.S(RUSH BOAT SERVICE)さんならベアリングのみの交換可能
そこで、今回お世話になったのが、R.B.S(RUSH BOAT SERVICE)さんです。
R.B.Sさんでは#202のベアリングを在庫されていて、このパーツだけ交換していただけます。
ステアリングモジュールを分解してベアリングを交換です。
だいぶサビてますね。
左が新品、右が取り外したベアリング。サビサビですね。
これを放置して使用してると、大変なことになるらしいです。
分解したついでに劣化した他のパーツも交換していただきました。
割れていたサイドプレートも左右両方交換。
ワイヤーを2本とも交換
そして防水処理もしていただきました。
今回はベアリング1個だけの交換予定でしたが、他の消耗品も交換できたので、大掛かりなオーバーホールになりました。
これで、あと数年はトラブルの可能性が減るので快適に使えますね。
まとめ
動かなくなってから修理しようと思っていると、予想外の大掛かりな修理になることもあります。
機械は定期的なメンテナンスと、壊れる前に交換やオーバーホールすることが、長持ちさせるポイントですね。