今日は、「ライトフリーリグ」のリグり方を紹介します。
まずは、これが完成形です。
基本的にはただのフリーリグです。でも、”根がかりを減らす”という目的から生まれたいくつかの工夫があります。
目次
シンカー
通常は7gから11gのシンカーを使うところ、根がかりを減らすために、1.8g、2.5g、3.5gのシンカーを使います。
これだけで根がかりはかなり軽減できます。
スナップ付きスイベル
シンカーを直接ラインに通さず、スナップ付きスイベルを使います。
ラインを切らずにシンカーの重さを変えられるので、こまめな重さの対応ができます。結局これも根がかりの軽減につながります。
ソフトビーズ
これはスイベルの穴に、ラインの結び目がはまらないようにするためのものです。
シンカーが軽いので、ラインの結び目にスイベルの穴がはまってしまうと、シンカーとルアーが離れなくなってフリーリグの特徴がなくなってしまいます。
あとは、結び目の保護にもなります。
リーダー
リーダーは、フロロカーボンの14ポンドを使用します。ボトムを引きずることが多いので12ポンドではなく14ポンドに落ち着きました。
リーダーの長さは約1.3mです。長すぎると飛距離が落ちて、短すぎるとPEラインがボトムに擦れてラインブレイクします。
ロッドの長さにもよりますが、7フィート超のロッドの場合はこの長さです。
PEライン
メインラインはPEの1号を使います。PEラインを使う理由は、軽いシンカーでも飛距離が出せるからです。
ロッド
ロッドは7フィート超のスピニングロッドです。長いほど軽いシンカーでも飛距離が出せることと、リーダーを長く取れることがメリットです。
私は DAIWA リベリオン 741ML+FSを使用しています。
まとめ
もともとは根がかりを減らすために、フリーリグのシンカーを軽くしていきました。しかし、軽くすることでデメリットも出てきました。
キャストができない、飛距離が出ないなど。そんなデメリットを改善してたどり着いたのが、現在の”ライトフリーリグ”です。
使っているうちに他のメリットも見えてきました。
・喰わせの能力も強い
・ファーストフォールがスローになる
・ゴミを拾いにくい
・ウィードに絡みにくいので、バイトが明確になる など
あとは、ライトフリーリグ専用のワームをデザインできればと思いますね。
是非、みなさんも”ライトフリーリグ”で釣ってみてくださいね!