こんにちは。
皆さんは普段どんなノットを使ってますか?クリンチノット、パロマーノット、ユニノット、、、、たくさんノットはあるけれど、いったいどれが最強なのか疑問に思ったことはありませんか?
デカイ魚を掛けたときに切れた
高価なルアーのキャスト切れ
試合でこれを釣ったら勝てたのに
などなど、ライン切れに関しては釣りをしている人なら、必ず悔しい思いをしたことはあると思います。
そこでどのノットが最強なのか、代表的な7種類を総当りで対戦してみました。
目次
対戦したノット7種類はコレだ!
- クリンチノット
- ユニノット
- ハングマンズノット
- 完全ノット
- パロマーノット
- トライリーンノット
- インプルーブドトライリーンノット
試合条件
- 各対戦ごとに5試合で勝敗を決めました
- 使用ライン:DAIWA フィネスブレイブZ 10ポンド(フロロカーボン)
- 結束時の巻数:4回
試合方法
対戦するノットをスイベルの両端に結び、
ラインブレーカーでどちらかのラインが切れるまで引っ張ります。
結果
今回の結果は、トライリーンノットが最強ノットでした。
考察
◇ダブルとシングル
これは予想通りだったんですが、アイの部分がシングルになるノットよりも、ダブルになるノットのほうが強度が出る結果となりました。
【ダブル】
- 完全ノット
- パロマーノット
- トライリーンノット
- インプルーブドトライリーンノット
【シングル】
- クリンチノット
- ユニノット
- ハングマンズノット
◇ダブルノットについて
トライリーンノットが最強になりましたが、ダブルのノットに関しては大きな差はなかったように思えます。また、完全ノットがダブルのなかでは、弱い結果になりましたが、完全ノットだけ普段は使わないので、私の結束レベルが影響したのかもしれません。
◇ダブルノットの注意点
シングルよりも強度の出るダブルですが、注意しなければいけないのは、アイの部分でラインが交差しないことです。試しにアイの部分でラインを交差させて強度を調べると極端に切れやすくなりました。
まとめ
今回は各5回ずつの結果ですが、6回以上繰り返すとまた結果が変わってくるかも知れません。ただ、ノットに関して重用なのは、次の3つです。
- 正確な結び方
- 適切な締込み
- 丁寧なケア(負荷がかかった場合結び直す)
そして忘れてはいけないのは、ノットは基本的に現場(釣り場)で行うということです。
風、波、指の凍えなどで正確に結べない、面倒臭さくて結び直さない、などノットの種類による強度以前の問題も関係してきます。
悔しい思いをしないためにも、ノットの種類だけでなく上記3つのポイントにも注意してください。